よもぎ蒸しの歴史・由来を深掘り。韓国の伝統的養生法からおかまっぷまで

よもぎ蒸しのルーツは韓国の伝統的養生法

よもぎ蒸しは、韓国の女性たちのあいだで古くから受け継がれてきた養生法がルーツとされています。よもぎや数種類のハーブを土鍋やせいろでじっくり煮出し、その蒸気を専用の座浴椅子に座って下半身から浴びるという方法です。特別な設備がなくても、鍋とハーブと椅子さえあれば行える、手間はかかるけれどシンプルな知恵として、家庭や地域の中で伝えられてきました。

「よもぎ」自体は日本でも古くから身近な植物で、お灸のもぐさや草餅など、暮らしの中に溶け込んできた存在です。韓国の座浴文化と、日本人にとってもなじみ深いよもぎという素材が組み合わさったことが、日本国内でよもぎ蒸しが広まりやすかった理由のひとつと言われています。

日本での広がりとサロン文化

よもぎ蒸しが日本のリラクゼーション業界で知られるようになったのは、ここ十数年のことです。当初は韓国式エステの一メニューとして紹介されることが多かったのですが、次第に単独のメニューとして提供するサロンが増えていきました。

近年は特にその広がりが加速していて、よもぎ蒸しを提供するサロン数は、ここ数年で1.5倍以上に増えたという調査結果もあります。フェムケアや温活といった言葉への関心の高まりも背景にあり、「なんとなく身体をいたわりたい」という日常のケアとして選ぶ人が増えているようです。

複数の流派・協会が生まれた背景

よもぎ蒸しには国家資格のような統一された基準がなく、講座や認定制度を独自に設ける協会・流派がいくつも存在します。使うハーブの配合や座浴時間の目安、施術の作法は、流派やサロンによって少しずつ異なります。一つの「正解」があるわけではなく、それぞれの流派が、それぞれのやり方でよもぎ蒸しの魅力を伝えてきた、という状態です。

おかま直伝よもぎ蒸し®という流れ

おかまっぷに掲載されているサロンの多くが名乗る「おかま直伝よもぎ蒸し®」も、そうした流れの中で生まれた一つの流派です。自然栽培の国産よもぎを中心に使うこと、「ハーブの読み取り®」というカウンセリングがセットになっていることが特徴で、2026年8月時点で認定講師146名・受講生7,400名以上という規模に育っています。

「協会は根が生徒でトップが花。おかま直伝はおかまが鉢であり根。そこから育ちなさい」という言葉に象徴されるように、上下関係で縛るのではなく、講師それぞれが自分のペースで、自分の言葉でサロンを育ててきた歴史でもあります。だからこそ、全国のサロンを訪ねると、同じ「おかま直伝」でも、講師ごとに少しずつ違う雰囲気や個性に出会えます。

おかまっぷは、そんな各地に広がった講師・受講生のサロンを一つの地図にまとめたポータルです。よもぎ蒸しという長い歴史を持つ養生法が、いま自分の街のどこで受け継がれているのか。気になる方は、ぜひ地図から探してみてください。

ブランドとしての「おかま直伝よもぎ蒸し®」の詳しい特徴については、おかま直伝よもぎ蒸し®とは?でもご紹介しています。

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